文献詳細
文献概要
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える
臨床検査専門医としてのパニック値運用の実践
著者: 上蓑義典1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部臨床検査医学
ページ範囲:P.1329 - P.1333
文献購入ページに移動Point
●パニック値の運用を構築していくうえで,臨床と検査の両方を理解する臨床検査専門医の存在は不可欠である.
●パニック値は単に極値を列挙するだけでなく,直ちに生命にかかわるような異常値だけに限って運用するべきである.
●パニック値の実運用は臨床検査技師に任せきりにせず,臨床検査専門医も適切に支援していくことが望ましい.
●パニック値の運用を構築していくうえで,臨床と検査の両方を理解する臨床検査専門医の存在は不可欠である.
●パニック値は単に極値を列挙するだけでなく,直ちに生命にかかわるような異常値だけに限って運用するべきである.
●パニック値の実運用は臨床検査技師に任せきりにせず,臨床検査専門医も適切に支援していくことが望ましい.
参考文献
1)上蓑義典,柴田綾子,村田満:慶應義塾大学病院におけるパニック値報告制度改善の取り組み.臨病理 66:777-782,2018
2)上蓑義典,村田満:パニック値.臨病理 66:986-992,2018
掲載誌情報