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今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
扉
著者: 山田俊幸1
所属機関: 1自治医科大学臨床検査医学
ページ範囲:P.109 - P.109
文献購入ページに移動 本特集は2019年12月号の第2特集「高血圧の臨床—生理検査を中心に」の第2弾の位置付けとして企画されました.第1弾では,新しい高血圧診療ガイドラインが紹介され,診療の基本となる生理検査が取り上げられています.今回は,まず血圧調節の基礎を学んでいただきます.そして,高血圧といえば原因を特定できない本態性高血圧が多いわけですが,臨床検査がその診断に大きな役割を果たす二次性高血圧を特集しました.
二次性高血圧のなかでは最も多く,慢性腎臓病を予防,治療するうえで標的となる腎実質性高血圧,検体検査とともに画像診断が診断に必須となる腎血管性高血圧,原発性アルドステロン症・Cushing症候群・褐色細胞腫が代表的なものとなる内分泌性高血圧,肥満における高血圧の機序が注目されているメタボリックシンドロームを解説していただきます.最後に,検査技術の進歩により今後普及が見込まれるアルドステロンのnon RIA測定法を取り上げました.
高血圧はcommon diseaseの代表格です.検査異常とともにその病態をしっかりと理解しましょう.
二次性高血圧のなかでは最も多く,慢性腎臓病を予防,治療するうえで標的となる腎実質性高血圧,検体検査とともに画像診断が診断に必須となる腎血管性高血圧,原発性アルドステロン症・Cushing症候群・褐色細胞腫が代表的なものとなる内分泌性高血圧,肥満における高血圧の機序が注目されているメタボリックシンドロームを解説していただきます.最後に,検査技術の進歩により今後普及が見込まれるアルドステロンのnon RIA測定法を取り上げました.
高血圧はcommon diseaseの代表格です.検査異常とともにその病態をしっかりと理解しましょう.
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