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今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ
扉
著者: 山田俊幸1
所属機関: 1自治医科大学臨床検査医学
ページ範囲:P.875 - P.875
文献購入ページに移動 IgG4関連疾患については,信州大学病院の検査部職員が特徴的な蛋白分画パターンに興味を抱いたことが端緒となり,疾患概念の理解・確立につながりました.本特集ではもちろん蛋白分画の活用(松村充子先生,他)やIgG4定量検査の現状(菅野光俊先生,他)など,臨床検査学的な話題を取り上げています.
ともすると,上記のような項目だけに興味が行きがちですが,第一人者の川茂幸先生の解説にあるように,この病態は複数の病型を含有し,多種多様な病変を伴う複雑な疾患群であることへの理解が重要です.川先生の総説に続いて,症例を多数経験されている佐伯敬子先生に臨床像を解説いただきました.また,鯉渕晴美先生に超音波画像を,病理の第一人者である上原剛先生に病理像をまとめていただきました.
本特集は今,最もアップデートなIgG4関連疾患のバイブルといってもよいでしょう.
ともすると,上記のような項目だけに興味が行きがちですが,第一人者の川茂幸先生の解説にあるように,この病態は複数の病型を含有し,多種多様な病変を伴う複雑な疾患群であることへの理解が重要です.川先生の総説に続いて,症例を多数経験されている佐伯敬子先生に臨床像を解説いただきました.また,鯉渕晴美先生に超音波画像を,病理の第一人者である上原剛先生に病理像をまとめていただきました.
本特集は今,最もアップデートなIgG4関連疾患のバイブルといってもよいでしょう.
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