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文献詳細

雑誌文献

臨床検査66巻1号

2022年01月発行

文献概要

今月の特集 食中毒の現状と微生物検査

食中毒の臨床—鑑別診断のポイント

著者: 大路剛1

所属機関: 1神戸大学大学院医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野

ページ範囲:P.12 - P.19

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Point

●食中毒の原因には微生物によるものと,天然毒や化学物質によるものがある.

●病歴聴取,身体所見,臨床検査いずれの情報でも,微生物由来とそれ以外を同時に鑑別に入れる必要がある.

●臨床現場で最も重要な点は,微生物由来食中毒を疑わせる病歴でありながら致死的な他疾患を除外することである.

参考文献

1)厚生労働省:食中毒(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html)(最終アクセス:2021年9月21日)
2)五十君靜信:リステリア症の発生状況と国内の食品における汚染状況,2011(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000136n1-att/2r985200000138nb.pdf)(最終アクセス:2021年9月21日)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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