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文献詳細

雑誌文献

臨床検査66巻12号

2022年12月発行

文献概要

資料

コーチングを活用した,臨床検査技師のためのパフォーマンスを最大限発揮する目標設定術

著者: 小泉綾沙1 甲田祐樹1 市村直也1 東田修二1

所属機関: 1東京医科歯科大学病院検査部

ページ範囲:P.1454 - P.1459

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 コーチングの考え方を活用して目標設定をすることは,臨床検査技師がキャリア形成,自己形成するために役立つスキルである.本稿では,目標設定を行う際に用いられる手法である,GROWモデル,SMART目標,IMPACTモデルを詳述する.定量的な目標にはGROWモデルとSMART目標,定性的な目標にはIMPACTモデルを活用して目標を効果的に設定し,達成するために行動を起こすことで,臨床検査技師としての成長のきっかけとなることを望む.

参考文献

1)コーチ・エイ(著),鈴木義幸(監):新版 この1冊ですべてがわかる コーチングの基本,日本実業出版社,2019
2)宮越大樹:人生を変える!「コーチング脳」のつくり方,ぱる出版,2021
3)Bovend'Eerdt TJ, Botell RE, Wade DT:Writing SMART rehabilitation goals and achieving goal attainment scaling: a practical guide. Clin Rehabil 23:352-361,2009
4)中原淳,田中聡:チームワーキング—ケースとデータで学ぶ「最強チーム」のつくり方,日本能率協会マネジメントセンター,2021
5)International Coaching federation:Professional Coaches Membership and Credentialing Fact Sheet, 7, 2022(https://coachingfederation.org/app/uploads/2022/01/January2022_FactSheet.pdf)(最終アクセス:2022年8月1日)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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