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文献詳細

雑誌文献

臨床検査66巻2号

2022年02月発行

文献概要

今月の特集2 血液凝固を阻害するもの

検体前処理のための抗凝固剤

著者: 徳永尚樹1

所属機関: 1社会医療法人川島会川島病院検査室

ページ範囲:P.160 - P.165

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Point

●各種の採血管に含まれる抗凝固剤の種類と作用機序を理解し,目的とする検査に適した採血管に,推奨される順番で採血する.

●採血管に含まれる抗凝固剤の作用は,カルシウムイオン(Ca2+)キレート作用と凝固因子活性阻害の2種類である.

●凝固線溶検査や赤血球沈降速度(赤沈)検査の抗凝固剤として用いられるクエン酸ナトリウム(Na)は液状であるため,血液と抗凝固剤の比率が変わらないように規定の採血量を厳守する.

参考文献

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8)田村孝子:血液検査 血液検査用の採血管に入れた血液を生化学検査用の採血管に移してはダメ!.Med Technol 42:1299-1303,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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