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文献詳細

雑誌文献

臨床検査66巻7号

2022年07月発行

文献概要

今月の特集 臨床検査技師によるタスク・シフト/シェア 臨床検査技師に追加される業務の実際と注意点

内視鏡用生検鉗子を用いて消化管の病変部位の組織の一部を採取する行為

著者: 福澤誠克1

所属機関: 1東京医科大学臨床医学系消化器内科学分野

ページ範囲:P.862 - P.867

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Point

●臨床検査技師の業務に新しく,内視鏡用生検鉗子を用いて消化管の病変部位の組織の一部を採取する行為が加えられた.

●生検の介助を行う際は,消化管内視鏡業務全体の基本の流れ,および各職種の役割を理解することが重要である.

●生検の介助のみではなく,採取した組織検体の取り扱いや患者の状態の把握,患者への心理的配慮も重要な役割である.

参考文献

1)日本麻酔科学会(監訳):WHO安全な手術のためのガイドライン2009,2015(http://www.anesth.or.jp/guide/pdf/20150526guideline.pdf)(最終アクセス:2022年5月12日)
2)Haynes AB, Weiser TG, Berry WR, et al:A surgical safety checklist to reduce morbidity and mortality in a global population. N Engl J Med 360:491-499,2009
3)Borchard A, Schwappach DL, Barbir A, et al:A systematic review of the effectiveness, compliance, and critical factors for implementation of safety checklists in surgery. Ann Surg 256:925-933,2012
4)芳野純治,五十嵐良典,大原弘隆,他:消化器内視鏡の偶発症に関する第5回全国調査報告—2003年より2007年までの5年間.Gastroenterol Endosc 52:95-103,2010
5)古田隆久,加藤元嗣,伊藤透,他:消化器内視鏡関連の偶発症に関する第6回全国調査報告2008年〜2012年までの5年間.Gastroenterol Endos 58:1466-1491,2016
6)藤本一眞,藤城光弘,加藤元彌,他:抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン.Gastroenterol Endos 54:2075-2102,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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