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今月の特集1 専門医に聞く アレルギーとその検査
皮膚科領域のアトピー,アレルギーとその検査
著者: 高山かおる1
所属機関: 1社会福祉法人恩賜財団済生会支部埼玉県済生会川口総合病院皮膚科
ページ範囲:P.1020 - P.1025
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●皮膚領域のアレルギー検査は血清検査と皮膚テストを組み合わせて行う.
●アトピー性皮膚炎の場合はアトピー素因の検査と病勢の検査を行う.
●蕁麻疹はアレルギー性のものが疑われるときに特異的免疫グロブリンE(IgE)値やプリックテストを行う.
●接触皮膚炎の診療はパッチテストが必須である.
●薬疹の検査には薬剤リンパ球刺激試験(DLST)を活用する.
●皮膚領域のアレルギー検査は血清検査と皮膚テストを組み合わせて行う.
●アトピー性皮膚炎の場合はアトピー素因の検査と病勢の検査を行う.
●蕁麻疹はアレルギー性のものが疑われるときに特異的免疫グロブリンE(IgE)値やプリックテストを行う.
●接触皮膚炎の診療はパッチテストが必須である.
●薬疹の検査には薬剤リンパ球刺激試験(DLST)を活用する.
参考文献
1)日本皮膚科学会蕁麻疹診療ガイドライン改定委員会:蕁麻疹診療ガイドライン2018.日皮会誌 128:2503-2624,2018
2)日本皮膚科学会・日本アレルギー学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン作成委員会:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2021.日皮会誌 131:2691-2777,2021
3)日本皮膚科学会接触皮膚炎診療ガイドライン改定委員会:接触皮膚炎診療ガイドライン2020.日皮会誌 130:523-567,2020
4)松永佳世子:プリックテストのすすめ.日臨皮医誌 63:54-58,2000
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