文献詳細
文献概要
今月の特集2 神経・筋疾患の超音波検査
扉
著者: 河合昭人1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学附属病院中央検査部
ページ範囲:P.849 - P.849
文献購入ページに移動 超音波検査は非観血的検査として腹部や心臓,血管など多くの臓器や器官で実施されています.超音波検査の歴史や原理から,神経・筋においては神経生理学的検査を重要視するあまり発展が遅れていました.しかしながら,昨今,神経の腫大や萎縮が認められることがわかってきたことで超音波検査が注目されるようになってきました.とはいえ依然として臨床検査技師が超音波検査に従事している施設は少ないのではないでしょうか? 本特集では初学者でもわかるよう平易な言葉で解説をするよう努めました.
はじめに,末梢神経エコーと筋エコーの総論として,基本走査や正常値を掲載しました.各論として手根管症候群(CTS)などの各種疾患について,超音波検査の実際の所見について画像を豊富に使い解説しています.神経生理学的検査業務に従事している臨床検査技師にとっては複数のモダリティーを組み合わせて判断していくことで検査精度の向上が図れるものと思っています.
読者の方々の知識のブラッシュアップにつながれば幸いです.
はじめに,末梢神経エコーと筋エコーの総論として,基本走査や正常値を掲載しました.各論として手根管症候群(CTS)などの各種疾患について,超音波検査の実際の所見について画像を豊富に使い解説しています.神経生理学的検査業務に従事している臨床検査技師にとっては複数のモダリティーを組み合わせて判断していくことで検査精度の向上が図れるものと思っています.
読者の方々の知識のブラッシュアップにつながれば幸いです.
掲載誌情報