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文献詳細

雑誌文献

臨床検査68巻10号

2024年10月発行

文献概要

増大号 心電図判読のスタンダード 基本を極めて臨床で活かす! 5章 パニック値と急変時対応

三井記念病院臨床検査部におけるパニック所見への対応

著者: 石崎一穂12

所属機関: 1北陸大学医療保健学部医療技術学科 2元 三井記念病院臨床検査部

ページ範囲:P.1270 - P.1272

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はじめに

 最初に検査結果を知る検査技師は,正しい判断と的確な対応が求められる.そして,それが的確な診療につながる必要がある.パニック所見は緊急性が高い結果であるため,直ちに医師へ報告し指示を仰がなければならない.パニック所見の存在は,国内全ての施設で同じ判断,対応,診療を行うための道しるべとなりうると考えている.

参考文献

1)Lundberg GD:Panic values five years later. Lab Observer 9:27-34,1977
2)超音波検査時の「直ちに報告すべき異常値/異常所見」検討小委員会:超音波検査の「パニック所見:緊急に対応すべき異常所見」,2023(https://www.jsum.or.jp/committee/diagnostic/pdf/0066371_total.pdf)(最終アクセス:2024年5月14日)
3)小宮山恭弘,他(監),生理検査パニック値(像)の運用指針ワーキンググループ(編):生理検査パニック値(像)の運用指針 波形解析系 循環器系パニック値(心電図検査).一発解決 パニック値(像)と遭遇したときの対処法,じほう,pp8-25,2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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