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文献概要
増大号 心電図判読のスタンダード 基本を極めて臨床で活かす! 5章 パニック値と急変時対応
成功事例から学ぶ,知っておきたい急変時対応
著者: 万代康弘1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学救急医学講座・教育センター
ページ範囲:P.1277 - P.1280
文献購入ページに移動はじめに
検査の途中などで患者とかかわっているときに,患者の状態が急変することは起きてほしくはないが,可能性はあり得る.多くの方々は「そのような場面に出くわしたらいやだな」と思われているであろう.しかし,患者と家族からみると皆さんも病院の職員であり,「何か対応をしてくれるだろう」と期待されている.そのようなときに何をすればよいのか,どのように行動すればよいか,その場に居合わせた“あなた”と仮定して行動や思考を説明していく.“あなた”がその場に居合わせたとして読んでみていただきたい.
本稿では,場面1と場面2として2パターンの流れを紹介する.
検査の途中などで患者とかかわっているときに,患者の状態が急変することは起きてほしくはないが,可能性はあり得る.多くの方々は「そのような場面に出くわしたらいやだな」と思われているであろう.しかし,患者と家族からみると皆さんも病院の職員であり,「何か対応をしてくれるだろう」と期待されている.そのようなときに何をすればよいのか,どのように行動すればよいか,その場に居合わせた“あなた”と仮定して行動や思考を説明していく.“あなた”がその場に居合わせたとして読んでみていただきたい.
本稿では,場面1と場面2として2パターンの流れを紹介する.
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