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文献詳細

雑誌文献

臨床検査68巻3号

2024年03月発行

文献概要

今月の特集 こどもと臨床検査

こどもの消化器系疾患の特徴と臨床検査の重要性

著者: 熊谷秀規1

所属機関: 1自治医科大学小児科学

ページ範囲:P.294 - P.298

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Point

●炎症性腸疾患(IBD)の適切な診断と治療,病勢の把握に臨床検査は不可欠であり,炎症系バイオマーカーや遺伝学的検査が行われる.

●Helicobacter pylori感染症の診断や除菌治療に当たっては,こどもならではの注意点がある.

●消化管内視鏡検査はこどもにとってハードルの高い検査であるため,侵襲性の小さい各種の臨床検査を駆使しつつ診療する.

参考文献

1)厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」(久松班):令和4年度 改訂版 潰瘍性大腸炎・クローン病診断基準・治療指針 令和4年度分担研究報告書,2023
2)日本小児栄養消化器肝臓学会(編):小児消化器内視鏡ガイドライン2017,診断と治療社,2017
3)公益財団法人かずさDNA研究所かずさ遺伝子検査室:遺伝学的検査リスト(https://www.kazusa.or.jp/genetest/test_insured.html)(最終アクセス:2023年11月1日)
4)日本小児栄養消化器肝臓学会:小児期ヘリコバクター・ピロリ感染症の診療と管理ガイドライン2018(改訂2版)(https://www.jspghan.org/guide/doc/helicobacter_guideline2018.pdf)(最終アクセス:2023年10月27日)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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