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今月の特集 免疫・アレルギー性肺疾患と検査
扉
著者: 涌井昌俊1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部臨床検査医学
ページ範囲:P.681 - P.681
文献購入ページに移動 肺をはじめ呼吸器は,体内に酸素を供給し体外に二酸化炭素を捨てるために空気を介して外界と接するという構造的な特性があります.したがって,さまざまな外敵と闘うシステムである免疫は不可欠な存在ですが,その暴走ともいえるアレルギー反応や自己免疫反応はさまざまな呼吸器疾患をもたらします.原因として関与する感染,薬剤,環境物質などが明らかである疾患もありますが,まだ成因が不明である場合が多く,基礎・臨床の研究が活発に続けられています.また,同じ疾患でも個々の患者で,疫学,病態,検査所見,治療反応性,予後は多様であり,層別化医療の確立はこの領域でも重要な課題です.
本特集では免疫・アレルギー性肺疾患とその臨床を支える検査を取り上げ,第一線のエキスパートの方々に解説いただきました.各疾患の概要のアップデートとともに,診療にかかわる検査の実地に必要な考え方の整理の一助となれば幸いです.
本特集では免疫・アレルギー性肺疾患とその臨床を支える検査を取り上げ,第一線のエキスパートの方々に解説いただきました.各疾患の概要のアップデートとともに,診療にかかわる検査の実地に必要な考え方の整理の一助となれば幸いです.
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