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文献詳細

雑誌文献

臨床検査68巻8号

2024年08月発行

文献概要

今月の特集 超音波検査士に必要な医用超音波の基礎

音響の原理①—信号,伝搬,反射,透過

著者: 土屋健伸1

所属機関: 1神奈川大学工学部電気電子情報工学科

ページ範囲:P.912 - P.916

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Point

●音響の原理として波動現象を理解することは重要である.

●波動は周期的な変化としてよく正弦波で表現され,時間的変化の周波数,周期と空間的な変化である波長が重要なパラメータである.

●生体内を伝搬する超音波は,減衰,屈折,反射と透過とさまざまな物理現象を生じながら伝搬していく.

参考文献

1)Nightingale K, Nightingale R, Stutz D, et al:Acoustic radiation force impulse imaging of in vivo vastus medialis muscle under varying isometric load. Ultrason Imaging 24:100-108,2002
2)伊東紘一,平田經雄(編):超音波医学TEXT 基礎緒音波医学,医歯薬出版,1998
3)JIS Z 8106:2000 音響用語(http://kikakurui.com/z8/Z8106-2000-01.html)(最終アクセス2024年6月26日)
4)竹内真一,内田武吉,椎葉倫久,他:医用超音波工学の基礎 資格試験の受験から新技術の入り口まで,コロナ社,2021
5)田中直彦:よくわかる! 超音波検査に必要な「基礎」 医用超音波工学入門,文光堂,2016
6)海洋音響学会(編):海洋音響の基礎と応用,成山堂書店,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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