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文献詳細

雑誌文献

臨床検査7巻2号

1963年02月発行

文献概要

用語解説

容量分析

著者: 松村義寛1

所属機関: 1東京女子医大生心学教室

ページ範囲:P.124 - P.124

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容量分析Volumetric analysis
 容量分析はまた滴定分析(titra_tion analysis)とも呼ばれる。操作が比較的簡易でしかも精度がよいので各種の定量分析のうちでも広く実用せられている。
 正しい濃度が判明している標準溶液(standard solution)を用いて目標物質が溶存している試料溶液に徐々に添加して行くと化学反応が起こりやがて反応の当量点に達する。反応の当量点を知るためには通常,指示薬(indicator)が用いられる。指示薬は当量点の前後において急激に色調の変化などの現象を示すものが用いられる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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