適応
1気管支喘息
2アレルギー性鼻炎
用法
1日450mg 分2 朝・夕(増減) 小児DS1日7mg/kg 分2 朝・夕(増減) 〔標準1回投与量〕12~18kg未満:50mg,18~25kg未満:70mg,25~35kg未満:100mg,35~45kg未満:140mg ►最大投与量:10mg/kg,但し,成人量450mg/日を超えない ►風味図 注意カ高齢者では減量する(例えば,1回1カプセルを1日2回)など注意
禁忌
過敏症
注意
〈基本〉カ1
➊気管支拡張薬,全身ステロイド薬と異なり,既に起きている発作を速やかに軽減する薬剤ではないことを患者に十分説明
②気管支喘息に投与中,大発作があれば,気管支拡張薬或いはステロイド薬投与の必要
〔共通〕
①ステロイド維持量を減量し得た患者で,本剤の投与を中止する場合は,原疾患再発のおそれがあるので注意
②本剤含めロイコトリエン拮抗剤使用時にChurg-Strauss症候群様の血管炎を生じたとの報告.これらの症状は,おおむね経口ステロイド剤の減量・中止時に生じている.本剤使用時は,特に好酸球数の推移及びしびれ,四肢脱力,発熱,関節痛,肺の浸潤影等の血管炎症状に注意
③他のロイコトリエン拮抗剤を投与した患者で,因果関係は明らかではないがうつ病,自殺念慮,自殺及び攻撃的行動を含む精神症状が報告されているので,本剤の投与にあたっては患者の状態を十分に観察
④効果が認められない場合には,漫然と長期にわたり投与しない DS特に,小児の通年性アレルギー性鼻炎は,臨床試験での優越性はないため,有益性ない場合は漫然と投与しない
➎DS小児では一般に自覚症状を訴える能力が欠けるので,保護者に対し患者状態を観察し,異常があれば速やかに主治医に連絡等処置するよう注意
患者背景
〈合併・既往〉長期ステロイド療法(本剤投与によりステロイドの減量をはかる場合は十分な管理下で徐々に行うこと)
〈
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