診療支援
治療

構造的心疾患インターベンション
structural heart disease(SHD)interventions
多田憲生
(厚生会仙台厚生病院・循環器内科科長)

頻度 ときどきみる

GL2020年改訂版 弁膜症治療のガイドライン

GL2021年改訂版 先天性心疾患,心臓大血管の構造的疾患(structural heart disease)に対するカテーテル治療のガイドライン

ニュートピックス

・機能不全に陥ったTAVI弁に対する経カテーテル的人工弁植込み術(TAV in TAV)が可能となった.

治療のポイント

・いずれの構造的心疾患インターベンションも外科的手術の治療選択肢があるため,その選択は各々の有効性,安全性,長期予後などのエビデンスをもとに検討を行う.

◆治療方針

A経皮的大動脈弁植込み術

 2013年に保険適用となった大動脈弁狭窄症(AS:aortic stenosis)に対する経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI:transcatheter aortic valve implantation)は,当初は外科治療高リスク症例が適応とされていたが,大規模臨

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