診療支援
治療

虚血性心疾患(外科),冠動脈バイパス術
ischemic heart disease(surgery),coronary artery bypass grafting(CABG)
岡田健次
(神戸大学大学院教授・心臓血管外科)

頻度 ときどきみる

GL安定冠動脈疾患の血行再建ガイドライン(2018年改訂版)

GL2022年JCSガイドラインフォーカスアップデート版安定冠動脈疾患の診断と治療

ニュートピックス

・人工心肺を使用しないオフポンプ冠動脈バイパス術(OPCAB)が施行されるようになり(本邦では2020年度,待機手術の57%にOPCABが施行されている),近年,胸骨正中切開を回避し小開胸で施行するさらなる低侵襲CABGも導入されつつある.

・両側内胸動脈グラフトの有用性に関するエビデンスは蓄積されている.

・静脈グラフト(SVG)の開存率を向上させる工夫がなされている.周囲脂肪織を温存し使用前に拡張することなく使用するnon-touch SVGが,創感染に注意を要するものの導入されつつある.

治療のポイント

・冠動脈病変の複雑性(SYNTAX Ⅱスコア,https://syntaxscore.org/),外科手術リスク評価

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