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GL動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2022年版
GL成人家族性高コレステロール血症診療ガイドライン 2022
GL小児家族性高コレステロール血症診療ガイドライン 2022
GL動脈硬化性疾患予防のための脂質異常症診療ガイド 2023年版
GLスタチン不耐に関する診療指針2018
ニュートピックス
・日本動脈硬化学会による「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」が改訂された.2次予防の対象として,冠動脈疾患に加えて,アテローム血栓性脳梗塞が追加された.2次予防の場合のLDL-C管理目標値がより個別化され厳格となった.また,糖尿病がある場合のLDL-C管理目標値がより個別化され厳格となった.
治療のポイント
・高LDL-C血症は,動脈硬化性疾患の予防のために介入可能なリスクである.動脈硬化リスクが高いほどLDL-C管理目標値を低く設定する.生活習慣の改善(食事療法,運動療法など)は治療の基本である.生活指導でもなお改善しない場合,薬物療法を検討する.ただし,家族性高コレステロール血症(FH:familial hypercholesterolemia),2次予防などのハイリスク群では,生活習慣の改善と並行して薬物療法の早期導入を検討する.
・第1選択薬は,スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)であり,次いで,エゼチミブや陰イオン交換樹脂(レジン)を用いる.それでもLDL-Cが管理目標に達しなければ,PCSK9阻害薬を検討する.ただし,2次予防などによりすみやかなLDL-C低下が望ましい場合は,スタチンに加えて早期のPCSK9阻害薬の導入を検討する.
・高LDL-C血症には,耐糖能異常,高血圧の合併も多い.また,肥満やインスリン抵抗性は,動脈硬化惹起性脂質異常症(高TG血症+低HDL-C血症+small,dense LDL増加)の原因となり,高LDL-C血症の動脈硬化リスクを増加させる.禁
関連リンク
- 今日の治療指針2024年版/12.動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版
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- 治療薬マニュアル2024/エボロクマブ(遺伝子組換え)《レパーサ》