頻度 あまりみない
GL重症多形滲出性紅斑 スティーヴンス・ジョンソン症候群・中毒性表皮壊死症診療ガイドライン(2016)
ニュートピックス
・スティーヴンス・ジョンソン症候群(SJS:Stevens-Johnson syndrome),中毒性表皮壊死症(TEN:toxic epidermal necrolysis,ライエル症候群)において,経過中に敗血症をきたすと死亡率が高くなること,患者が基礎疾患の治療などでステロイド投与中である場合に死亡率が高いことが示唆された.
治療のポイント
・臨床症状・血液学的検査・皮膚生検所見などから発症早期に正確な診断を行うことが正しい治療につながることを理解する.
・薬疹が疑われ,高熱,粘膜症状が高度な場合,臓器障害,食欲の低下などがみられた場合は,直ちに皮膚科専門医に紹介し入院治療を含む適切な治療を行う.
・SJS/TENと確定診断された症例では,発症初期に感染症や
関連リンク
- 治療薬マニュアル2024/メチルプレドニゾロンコハク酸エステルナトリウム《ソル・メドロール》
- 治療薬マニュアル2024/プレドニゾロン《プレドニン プレドニゾロン プレドニゾロン プレドニゾロン》
- 治療薬マニュアル2024/ポリエチレングリコール処理人免疫グロブリン《献血ヴェノグロブリンIH 献血グロベニン-I》
- 今日の治療指針2024年版/薬疹
- 今日の皮膚疾患治療指針 第5版/SJSとTEN
- 今日の皮膚疾患治療指針 第5版/免疫チェックポイント阻害薬による薬疹
- 臨床検査データブック 2023-2024/薬疹
- 新臨床内科学 第10版/2 薬剤アレルギー
- 今日の小児治療指針 第17版/結節性紅斑,多型滲出性紅斑,Stevens-Johnson症候群
- 今日の小児治療指針 第17版/薬疹