作成グループ名
日本緑内障学会緑内障診療ガイドライン改訂委員会.
作成時期
2021年5月に最終化.2021年12月に公表された.
学術雑誌には2022年,日眼会誌126:85-177に掲載された.
改訂予定の有無
現時点で改訂の予定はない.
準拠したエビデンスの分類,勧告・推奨の分類など
A.「推奨の強さ」の分類
1:強く推奨する
2:弱く推奨する(提案する)
B.「エビデンスの強さ」の分類
A(強):効果の推定値に強く確信がある
B(中):効果の推定値に中程度の確信がある
C(弱):効果の推定値に対する確信は限定的である
D(とても弱い):効果の推定値がほとんど確信できない
治療に関する部分の解説
A.緑内障の定義
緑内障は,「視神経と視野に特徴的変化を有し,通常,眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患である」と定義される.