従来の企業報告および医療関係者の自発報告に基づく医薬品副作用収集では,医薬品の使用患者母数が不明であるため正確な発生頻度が推定できない,他剤と副作用の発生頻度を比較できないなどの問題があった.そこで,厚労省は市販後のリアルワールドにおける医薬品副作用情報解析に利用できるビッグデータベースを構築・運用する方向性を打ち出し,成人については協力医療機関10拠点における将来的には1,000万人分の患者のレ
診療支援
治療
付 医療情報データベースを用いた医薬品等副作用情報解析の運用開始について
初出:今日の治療指針2024年版
発行:2024年1月
収載:医学書院 医療情報サービス(2024年11月7日 掲-ID:c24_05343-00_a040b003c018z0001)
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