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12 胆石症・胆道感染症

胆石症の頻度・リスク要因

一般人口の胆石の保有率は数%である.

食生活の欧米化,運動量減少,肥満者の増加により胆石保有率は高くなっているが,急な体重減量も胆石症のリスクである.

小児~若年者の胆石症では溶血性貧血(遺伝性球状赤血球症など)も考える必要がある.

無症候性胆石保有者の60-80%はその後も胆石発作を起こさないが,胆石発作の既往がある場合の再発率は高い.

無症候性胆石

人間ドックにおいて日本人の胆石保有率は男性3.6-4.5%,女性2.7-4.3%で男女差は明らかではない〔人間ドック.2013;27(5):856-62.NAID:130003377551,人間ドック.2012;27(3):611-6.NAID:10031145865〕.


胆石症のリスク要因

急激な体重減量(>1.5kg/週)も胆囊結石のリスク要因である〔Am J Med. 1995 Feb;98(2):115-

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