適応
痛風,高尿酸血症を伴う高血圧症における高尿酸血症の是正
用法
1日200~300mg 分2~3(増減) 注意血中尿酸値を測定しながら投与し,治療初期1週間は1日100mg投与が望ましい
禁忌
過敏症
注意
〈基本〉
①投与により皮膚症状又は過敏症状が発現し,重篤な症状に至る為,発熱,発疹等が認められた場合は直ちに中止し処置
②急性痛風発作が治まるまで,投与を開始しない
③投与初期に尿酸の移動により,痛風発作の一時的な増強
④投与中に痛風が増悪した場合はコルヒチン,インドメタシン等を併用
〈その他〉
①使用中は摂水量を多くし,1日の尿量を2L以上とすることが望ましい
②外国における疫学調査報告で,投与により白内障が現れた報告
③漢民族を対象とした研究において,アロプリノールによる中毒性表皮壊死融解症(TEN)及びスティーブンス・ジョンソン症候群等の重症薬疹発症例のHLA型を解析した結果,51例中全ての症例がHLA-