【概説】病変部を加温することにより,物理的に,あるいは免疫能の賦活化(好中球の活性酸素産生能の亢進,マクロファージの貪食能の増強,炎症性サイトカインの産生など)によって病原菌や腫瘍細胞を傷害する治療法である.
Ⅰ 感染症に対する局所温熱療法
【作用機序】病巣部を病原菌の発育上限温度以上にまで加温することにより,病原菌の増殖を抑制し殺菌する.高温環境下では,宿主の免疫能が活性化するため病原体の増殖が抑制される.
【適応】スポロトリコーシス,黒色真菌症,非結核性抗
【概説】病変部を加温することにより,物理的に,あるいは免疫能の賦活化(好中球の活性酸素産生能の亢進,マクロファージの貪食能の増強,炎症性サイトカインの産生など)によって病原菌や腫瘍細胞を傷害する治療法である.
【作用機序】病巣部を病原菌の発育上限温度以上にまで加温することにより,病原菌の増殖を抑制し殺菌する.高温環境下では,宿主の免疫能が活性化するため病原体の増殖が抑制される.
【適応】スポロトリコーシス,黒色真菌症,非結核性抗