診療支援
治療

好酸球性脂肪織炎
Eosinophilic panniculitis
神人 正寿
(和歌山県立医科大学教授)

病態

 1985年に提唱された概念で,反応性の病変と考えられている.その基礎疾患として湿疹性変化,外傷,虫刺症,結節性紅斑,感染症,膠原病,あるいは血管炎などが報告されているが,明らかな誘因が同定できないケースもある.

【頻度】まれとされており,成人以降に発症し,女性に多い.

【病因・発症機序】上記のような疾患を背景とした免疫応答の乱れにより,サイトカイン産生異常が引き起こされることによる

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら