診療支援
治療

進行性特発性皮膚萎縮症
Progressive idiopathic atrophoderma
山本 俊幸
(福島県立医科大学教授)

病態

 炎症や外傷,性ホルモンの影響,ボレリア感染症,あるいは不明の原因により真皮の萎縮が生じる.

【病因・発症機序】特発性のもの,先行する炎症(水痘,痤瘡など)の治癒後に生じるものがある.

【臨床症状】広義の皮膚萎縮症(atrophoderma)は,斑状,線状,特発性などを含む.斑状萎縮症はアネトデルマともよばれ,特発性で炎症を欠くSchweninger-Buzzi typeと,蕁麻疹様症状の先行を伴うJadassohn-Pellizzari

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