診療支援
治療

顔面片側萎縮症
Facial hemiatrophy
山本 俊幸
(福島県立医科大学教授)

病態

 progressive facial hemiatrophy(進行性顔面片側萎縮症)ともよばれ,1825年Parry,1846年にRombergによりそれぞれ報告されたので,近年ではParry-Romberg症候群とよばれることが多い.皮膚,皮下組織,筋骨格筋系の垂直方向の系統的な萎縮をきたす.剣創状強皮症を合併することが多く,発症年齢,女児に多いこと,合併症も似ており,両者は同じスペクトラム上にあるという考えが多い.

【病因・発症機序】外傷,感染,頭

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