診療支援
治療

後天性爪囲被角線維腫
Acquired digital fibrokeratoma
門野 岳史
(聖マリアンナ医科大学教授)

病態

 後天性爪囲被角線維腫は指趾に好発する角化を伴う線維性の外方に角状に突出する小腫瘍である.また被角線維腫自体は手掌足底にもみられる.爪甲基部に生じて爪を破壊するものは,ニンニクの茎に形が類似していることからgarlic-clove fibromaともよばれる.


診断

【鑑別診断で想起すべき疾患】尋常性疣贅,線維腫,Glomus

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