診断のポイント
【1】レストレスレッグス症候群(RLS)の4徴
❶じっとしていられないほどの下肢の異常感覚。
❷夕方以降に強くなる,症状の日内変動。
❸安静時に異常感覚が悪化。
❹運動時に異常感覚が改善。
【2】RLSの補助項目
❶RLSの家族歴。
❷終夜睡眠ポリグラフ検査(nocturnal-polysomnography:n-PSG)で周期性四肢運動〔睡眠中にみられる反復性の足関節背屈運動(periodic legs movements during sleep:PLMS)〕の存在。
❸ドパミン系薬剤の少量投与による異常感覚の改善。
【3】診断基準(ガイドライン):国際レストレスレッグス症候群研究グループ(IRLSSG)によるRLS診断基準(2014年改訂)がある。
症候の診かた
【1】異常感覚の訴え:むずむず,虫がうごめく感じ,チクチク,熱をもっている,重だるいなど,きわめて多彩である。
【2】好発部位:脚で
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