診療支援
薬剤

HR ブレクスピプラゾール (brexpiprazole)
レキサルティ
(大塚)
  1 mg ¥245.5 2 mg ¥469.1 OD 0.5 mg ¥131 1 mg ¥245.5 2 mg ¥469.1
レキサルティ1

適応 統合失調症
用法 開始1日1回1 mg.4日以上の間隔をあけて増量し,1日1回2 mg.Child-Pugh B-C・Ccr 30 mL/分未満:減量又は投与間隔の延長を考慮.⑴CYP2D6阻害薬又は強いCYP3A4阻害薬のいずれかを併用:1日1回1 mg ⑵CYP2D6の活性欠損患者:1日1回1 mg ⑶CYP2D6阻害薬及び強いCYP3A4阻害薬のいずれも併用:1回1 mgを2日に1回又は1日1回0.5 mg (4)CYP2D6活性欠損患者が強いCYP3A4阻害薬併用:1回1 mgを2日に1回又は1日1回0.5 mg
禁忌 昏睡状態,中枢神経抑制薬の強い影響下 併禁 アドレナリン(アナフィラキシーの救急治療,歯科領域の浸潤・伝達麻酔を除く) 重大 悪性症候群遅発性ジスキネジア麻痺性イレウス横紋筋融解症高血糖,糖尿病性ケトアシドーシス・昏睡,痙攣無顆粒球症,白血球減少,肺塞栓症深部静脈血栓症‍ RMP錐体外路症状,脂質異常症 注意 運転 C OD防湿 T1/253-67時間(1-4 mg)
選び方・使い方 アリピプラゾールに類似した薬理プロフィールを有するが,D2受容体への固有活性がより低く,5-HT2A受容体への親和性がより高くなっており,アリピプラゾールで特徴的であったアカシジアや投与初期の賦活作用,不眠等の副作用が低減している.初発例に加え,アリピプラゾール不耐例では有用な選択肢である.抗幻覚妄想作用,抗うつ・抗不安作用及び陰性症状・認知機能改善作用も同様に期待でき,鎮静作用は非常に弱く,EPSや代謝系異常・体重増加等の副作用も殆どない
Evidence ブラセボと有効性・安全性を比較したRCT(Am J Psychiatry 172:870-880, 2015)では,投与1週目以降に有意なPANSSの低下を認め,軽度のアカシジアと体重増

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