診療支援
薬剤

HR ホリナートカルシウム (calcium folinate[別名]calcium leucovorin)
妊婦禁 授乳禁
ユーゼル
(大鵬)
  25 mg ¥1033.4
ロイコボリン
(ファイザー)
  5 mg ¥551.8 25 mg ¥1137.4  0.3% 1 mL ¥319
AG 25 mg
ホリナート
(タイホウ)
 GE 25 mg
ホリナート
(各社)
ロイコボリン5

適応  5 mg❶⑴⑵⑷,25 mg❷,❶⑴-⑶.❶葉酸代謝拮抗薬の毒性軽減 ⑴MTX通常療法・CMF療法・MTX関節リウマチ療法又はM-VAC療法 ⑵MTX・5-FU交代療法 ⑶MTX・LV救援療法 ⑷プララトレキサート投与時 ❷LV・UFT療法:結腸・直腸癌に対するUFTの抗腫瘍効果の増強
用法 ❶筋注はやむを得ない場合にのみ,必要最小限とし,同一部位への反復注射は行わない.神経走行部位を避ける.⑴MTXによる副作用発現の場合:1回10 mg経口又は1回6-12 mg筋注,6時間間隔で4回.MTX過剰投与の場合には投与したMTXと同量を投与
⑵MTX投与後24時間目より,1回15 mg,6時間間隔で2-6回,経口又は静注・筋注(MTX投与後24・30・36・42・48・54時間目).MTXによる重篤な副作用発現の場合は用量を増加し投与期間延長
⑶MTX投与終了3時間目より,1回15 mg,3時間間隔で9回,静注.以後6時間間隔で8回,静注・筋注.MTXによる重篤な副作用発現の場合は用量増加し投与期間延長
⑷プララトレキサート投与後24時間目より,1回25 mg,8時間間隔で6回,適宜減量
❷75 mg/日,3回分服(約8時間毎),UFTと同時.UFT:FT300-600 mg相当量/日(300 mg/m2を基準),3回分服(約8時間毎),食事の前後1時間を避ける.1クール:28日間連日,その後7日間休薬.繰り返す
警告  25 mg①施設緊急対応.医師十分な経験.②本療法によると思われる死亡例.添付文書も参照して患者の選択を慎重に行う.③重篤な下痢により致命的な経過をたどりうる.激しい腹痛,下痢等の症状を認めたら直ちに中止し適切に処置.脱水症状では補液等,適切に処置.④重篤な肝障害,重篤な骨髄抑制により致命的な経過をたどりうる.食欲不振を伴う倦怠感等の発現

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