診療支援
薬剤

重要 HR ミコフェノール酸モフェチル (mycophenolate mofetil;MMF)
妊婦禁
セルセプト
(中外)
  250 mg ¥134.6 懸濁用31.8% ¥142.7
GE
ミコフェノール酸モフェチル
(各社)
セルセプト250

適応 セルセプト・「VTRS」❶-❹.「NIG」❶-❸.❶腎移植後の難治性拒絶反応の治療(既存治療薬が無効又は副作用等のため投与できず,難治性拒絶反応と診断された場合) ❷腎・心・肝・肺・膵移植の拒絶反応抑制 ❸ループス腎炎 ❹造血幹細胞移植における移植片対宿主病の抑制
用法 GFR 25 mL/分/1.73 m2未満:1回1000 mg 2回/日まで.散剤はカプセルの投与が困難な場合に使用.❶1回1500 mg,2回/日,12時間毎,食後 ❷⑴腎移植1回1000 mg(1回300-600 mg/m2),2回/日,12時間毎,食後 1日最大3000 mg(2000 mg).⑵心・肝・肺・膵移植1回500-1500 mg,2回/日,12時間毎,食後.耐薬量・有効量は患者により異なり注意深い増減が必要 ❸開始時は原則ステロイド併用,1回250-1000 mg(150-600 mg/m2),2回/日,12時間毎,食後 1日最大3000 mg(2000 mg) ❹1回250-1500 mg(300-600 mg/m2),2回/日(12時間毎),食後 最大1日3000 mg(2000 mg) 3回分服
警告 催奇形性が報告.妊娠の可能性がある際は検査で陰性であることを確認.投与前から投与中止後6週間は,信頼できる確実な避妊法の実施を徹底.定期的な問診,妊娠検査等により妊娠していないことを確認.❶❷❹では免疫抑制療法及び臓器移植患者の管理に精通している医師・その指導のもとで行う.ではループス腎炎の治療に十分精通している医師のみ実施
禁忌 (投与中・終了後6週間避妊) 併禁 生ワクチン 重大 感染症,進行性多巣性白質脳症,BKウイルス腎症,汎血球減少好中球減少無顆粒球症,白血球減少,血小板減少貧血赤芽球癆,悪性リンパ腫,リンパ増殖性疾患,悪性腫瘍(特に皮膚),消化

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