基準値 9~21mg/dL
共用基準範囲 8~20mg/dL
パニック値 50mg/dL以上
パニック値とその原因病態・危険病態表
測定法 ウレアーゼ-GLDH法
検体量 血清0.5mL
日数 2~4日
目的 腎機能の評価
Decision Level
●9mg/dL以下(基準下限以下)
[高頻度・可能性]肝不全,低蛋白食,妊娠,多尿(尿崩症,マンニトール利尿など) [対策]原因の確認.臨床的意義は少ない
●21~30mg/dL(軽度上昇)
[高頻度・可能性]高蛋白食,絶食,低カロリー食,副腎皮質ホルモン剤使用時,甲状腺機能亢進症,腎機能障害,消化管出血,脱水,心不全,閉塞性尿路疾患 [対策]血清クレアチニン(Cr),クレアチニンクリアランス(Ccr)で腎機能障害の有無を確認.便色/便潜血,血算,心機能,水分の出納チェック.原疾患の診断と治療
●30~60mg/dL(中等度上昇)
[高頻度・可能性]腎機能障害,消化管
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