基準値 40~65mg/dL
共用基準範囲
・男性:38~90mg/dL
・女性:48~103mg/dL
測定法 直接法
検体量 血清0.5mL
日数 2~4日
目的 抗動脈硬化作用をもつリポ蛋白の測定
Decision Level
●20mg/dL以下(高度減少)
[高頻度]アポ蛋白A-Ⅰ欠損症,レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)欠損症,魚眼病,Tangier病 [可能性]肝硬変,慢性腎不全 [対策]原疾患の治療
●20~40mg/dL(減少)
[高頻度・可能性]高トリグリセライド血症,肥満,糖尿病,甲状腺機能亢進症,肝硬変,慢性腎不全,骨髄腫,脳梗塞,喫煙,プロブコール投与時 [対策]原疾患の治療
●65~100mg/dL(増加)
[高頻度・可能性]コレステロールエステル転送蛋白(CETP)欠損症,肝性リパーゼ欠損症,アポ蛋白C-Ⅲ異常,長期多量飲酒,原発性胆汁性肝硬変,肺気腫,薬剤(フィ
関連リンク
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