基準値 血清Na濃度:135~145mEq/L
共用基準範囲 138~145mmol/L(血清Na濃度)
・尿中Na濃度:摂取状況や細胞外液量に影響されるため基準値はない.状態に応じて判断する
【参考値】(通常の食事摂取の場合)
・1日尿中Na排泄量:100~200mEq(NaCl換算で6.0~12.0g)
・Na排泄率(FENa):0.5~2%
パニック値 124mEq/L以下,155mEq/L以上
パニック値とその原因病態・危険病態表
測定法 イオン選択性電極法が一般的であるが,炎光光度計も用いられる.通常の検査室での間接法(希釈法)と血液ガス分析時での直接法(非希釈法)があり,両者の結果に差異のみられることがある
検体量
・血清0.5mL
・蓄尿5mL
日数 0~1日
目的 水代謝異常の診断
Decision Level
●血中濃度134mEq/L以下(低Na血症)
●血中レベルによる分類
・124mEq/L以下:高