基準値
・血漿濃度:11~21pmol/mL
・尿中排泄量:2~7μmol/日
測定法 RIA
検体量
・血漿0.3mL
・蓄尿2mL
日数 3~9日
目的 主に副甲状腺機能の評価および病態の鑑別
Decision Level
●尿中排泄量7μmol/日以上(増加)
[高頻度]原発性副甲状腺機能亢進症,異所性PTH産生腫瘍,PTHrP産生腫瘍,甲状腺機能亢進症 [可能性]偽性副甲状腺機能低下症Ⅱ型,ビタミンD欠乏症,ビタミンD抵抗症(ビタミンD抵抗性くる病) [対策]高Ca血症で,血漿intact PTH上昇があれば原発性副甲状腺機能亢進症か異所性PTH産生腫瘍を疑い,intact PTH上昇がなければ血漿PTHrPを測定する.低Ca血症で血漿intact PTHが低値でなければ,血清25-ヒドロキシビタミンDを測定する.これが低値であればビタミンD欠乏症の可能性があり,低値でなければEllsworth-Ho
関連リンク
- 臨床検査データブック 2023-2024/Ellsworth-Howard試験《副甲状腺ホルモン〔PTH〕負荷試験》 [保] 1,200点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/腎原性cAMP〔NcAMP〕 [保] 170点(包)
- 今日の治療指針2024年版/シタグリプチンリン酸塩水和物・イプラグリフロジンL-プロリン
- 臨床検査データブック 2023-2024/アンジオテンシンⅡ
- 臨床検査データブック 2023-2024/血漿レニン活性〔PRA〕《血漿レニン濃度〔PRC〕》 [保]*
- 臨床検査データブック 2023-2024/ヨウ素〔I〕《ヨード》 [保] 186点
- 臨床検査データブック 2023-2024/プロラクチン〔PRL〕 [小][保] 98点
- 臨床検査データブック 2023-2024/バソプレシン《アルギニンバゾプレッシン〔AVP〕》《抗利尿ホルモン〔ADH〕》 [保] 230点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/ケトン体分画 [保] 59点
- 臨床検査データブック 2023-2024/ケトン体定量《血中ケトン体》 [保] 30点
- 今日の小児治療指針 第17版/Wilson病