基準値 80~120%
測定法 合成基質法
検体量 血漿0.4mL(クエン酸加)
日数 2~4日
目的 ①線溶亢進の病態把握,②出血傾向の原因検索
Decision Level
●50~80%(低下)
[高頻度]DIC,肝硬変,ネフローゼ症候群,ウロキナーゼ投与 [可能性]白血病(急性前骨髄球性白血病),前立腺癌,α2-PI欠乏症(ヘテロ),組織プラスミノゲンアクチベータ(t-PA)投与,バトロキソビン投与 [対策]プラスミノゲン,プラスミンα2-プラスミンインヒビター複合体(PPIC),Dダイマー,フィブリン/フィブリノゲン分解産物(FDP)の測定
●50%未満(高度低下)
[高頻度]線溶亢進型DIC,非代償性肝硬変,劇症肝炎,急性前骨髄球性白血病 [可能性]α2-PI欠乏症(ホモ),L-アスパラギナーゼ投与 [対策]プラスミノゲン(Plg),PPIC,Dダイマー,FDP,血小板の測定,原疾患の治療,抗
関連リンク
- 臨床検査データブック 2023-2024/フィブリノゲン [保] 23点
- 臨床検査データブック 2023-2024/Dダイマー《D-Dダイマー》 [保]*
- 臨床検査データブック 2023-2024/凝固因子活性検査 von Willebrand因子〔VWF〕 [保]*
- 臨床検査データブック 2023-2024/凝固因子活性検査 von Willebrand因子〔VWF〕マルチマー解析
- 臨床検査データブック 2023-2024/プラスミノゲンアクチベータインヒビター-1〔PAI-1〕 [保] 240点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/プラスミノゲン〔Plg〕 [保] 100点
- 臨床検査データブック 2023-2024/プラスミン・α2-プラスミンインヒビター複合体〔PPIC,PIC〕 [保] 154点(包)