基準値 0.8μg/mL以下(EIA,LPIA)
測定法 EIA,LPIA
検体量 血漿0.3mL(クエン酸加)
日数 2~4日
目的 ①プラスミン生成の把握,②線溶亢進型DICの診断
Decision Level
●0.8~10μg/mL(増加)
[高頻度]ウロキナーゼ投与,DIC,血栓症,悪性腫瘍,大動脈瘤,糖尿病,膠原病,肝疾患(肝硬変) [可能性]ネフローゼ症候群,肝疾患,膠原病,組織プラスミノゲンアクチベータ(t-PA)投与 [対策]トロンビン・アンチトロンビン複合体(TAT),Dダイマー,プラスミノゲン(Plg),α2-プラスミンインヒビター(α2-PI)の測定,原疾患の治療
●10μg/mL以上(高度増加)
[高頻度](急性前骨髄球性白血病,腹部大動脈瘤,前立腺癌などに伴う)線溶亢進型DIC,ウロキナーゼ投与 [可能性]悪性腫瘍,t-PA投与 [対策]DICの存在,一次線溶の存否の確認,原疾患
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