基準値 次項の表124図参照
測定法
・HLA-A,B,C,DR:Terasaki-NIH標準法,PCR-rSSO法
・HLA-DRB1,DQB1,DPB1:PCR-rSSO法,リンパ球混合培養
検体量
・HLA-A,B,C,DR:同時依頼で血液10mL(リンパ球数が少ないと思われる場合は20~30mL)
・HLA-DRB1,DQB1,DPB1:同時依頼で血液7mL
日数
・HLA-A,B,C,DR:3~5日
・HLA-DRB1,DQB1,DPB1:5~10日
目的 骨髄移植,輸血などにおけるHLA抗原不一致による免疫学的副作用の防止
NOTE *保険点数:HLA型適合血小板輸血に伴って行う場合,1,000点(HLA-A,B,C:クラスⅠ),1,400点(HLA-DR,DQ,DP:クラスⅡ)
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
主要組織適合遺伝子複合体(major histocompatibility comp
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