基準値 表124図参照
測定法 PCR-SSO法,PCR-rSSO法,PCR-SBT法
検体量 HLA-A,B,C,DPB1,DRB1,DQA1,DQB1各タイピングに血液2.0mL(EDTA-Na入)
日数 6~7日
目的 HLA型のDNAレベルでの決定
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
血清学的タイピングは生きたリンパ球を分離して使用する必要があるため,白血病や再生不良性貧血など血液中のリンパ球が健常者と比べて少ない患者においてはより多くの採血量を必要とするという矛盾が生じるうえ,検査を迅速に行う必要上採血の日時も限られることになる.また,血清学的に同一であってもアミノ酸配列が異なっていたり,免疫応答,疾患との相関が異なる例が判明し,DNAレベルでのタイピングに移行しつつある.この流れと,判明しているアレル(アリル)数の増加から,HLAの表示をタイピングの精度に合わせられるように,HLA表記法
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