基準値 陰性
測定法 イムノクロマト法
検体量 角結膜ぬぐい液
日数 院内検査:15分
目的 アデノウイルスによる結膜炎の診断
Decision Level
●陽性
[高頻度]流行性角結膜炎(EKC),咽頭結膜熱(PCF) [対策]急性出血性結膜炎(AHC),単純ヘルペスウイルス結膜炎との鑑別が大切となる.必要により,ウイルス分離,アデノウイルスDNA検出を行う
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
ウイルス性結膜炎の病因は,アデノウイルスとエンテロウイルスが主である.アデノウイルスは,54の血清型があり,結膜炎の原因ウイルスは3,4,7,8,19,37型が主である.
3,4,7型はPCFの病因として,8,19,37型はEKCの原因として,11型は急性出血性膀胱炎を起こすことがある.
PCFは別名プール熱とも呼ばれ,夏季にプールを介して流行することが多い.また,EKCも眼科伝染性疾患として,ウイルスに汚染さ
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