基準値
・3.5ng/mL以下(EIA,ECLIA)
・2ng/mL以下(RIA,IRMA)
測定法 EIA,ECLIA,RIA,IRMA
検体量 血清0.5mL
日数 3~5日
目的 肺癌(特に扁平上皮癌)の診断,治療効果,再発の指標
Decision Level
●高値
[高頻度]肺癌(扁平上皮癌),食道癌,胃癌,結腸・直腸癌,卵巣癌,肝癌,子宮癌 [可能性]肝良性腫瘍,肺良性腫瘍,間質性肺炎,放射線肺臓炎,肺結核 [対策]肺扁平上皮癌では,Ⅰ期,Ⅱ期の早い時期に60%以上の陽性率となり,画像診断,血液学的検査を行うことで診断を確定し,手術などの根治的治療を行う.サイトケラチン19フラグメントは偽陽性が少ないマーカーであり,陽性例には,婦人科領域,消化器を含めた精査を必要とする.また,治療後のフォロー中にサイトケラチン19フラグメントの上昇をみた場合,それが,画像診断などでの再発確認に先立ってみられるこ
関連リンク
- 臨床検査データブック 2023-2024/CA19-9(糖鎖抗原19-9) [保] 124点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/DU-PAN-2 [保] 118点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/NCC-ST-439 [保] 115点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/SCC抗原《扁平上皮癌関連抗原》 [保] 104点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/CA15-3(糖鎖抗原15-3) [保] 115点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/BCA225 [保] 158点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/CA72-4(糖鎖抗原72-4) [保] 146点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/CA54/61(糖鎖抗原54/61)《CA546(糖鎖抗原546)》 [保] 184点(包)
- 臨床検査データブック 2023-2024/プロステートヘルスインデックス〔phi〕 [保] 281点
- 新臨床内科学 第10版/3 精巣腫瘍