基準値 21.5~59.0pg/mL(SRL)
測定法 CLEIA
検体量 2.5mL
日数 3~9日
目的 アルツハイマー型認知症の診断補助
Decision Level
●59.0pg/mLより高値(増加)
[高頻度]アルツハイマー病 [可能性]非アルツハイマー病理変化(suspected non-Alzheimer's pathologic change;SNAP) [対策]必要に応じて髄液アミロイドβ(Aβ)42/40比により脳内Aβ沈着の有無を確認する.髄液Aβ42/40比の減少を伴わない場合,認知症の原因はSNAPによると判断する
異常値のでるメカニズムと臨床的意義
タウ蛋白は,脳内のAβ沈着に誘発され,過剰なリン酸化および断片化を受け神経細胞から放出され,髄液内で増加すると考えられている.また,髄液リン酸化タウ蛋白は脳内の神経原線維変化の広がりと相関する.そのため,髄液リン酸化タウ蛋白の増加
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