診療支援
検査

プロカインアミド〔PA〕  
procainamide
大谷 壽一
(慶應義塾大学医学部教授・慶應義塾大学病院薬剤部長)
伊賀 立二
(東京大学名誉教授)

治療有効濃度範囲 トラフ値:4~10μg/mL

ただし代謝物のN -アセチル体(アセカイニド;acecainide)の血中濃度も考慮する必要がある


測定法 FPIA,HEIA,HPLC,GC


採取保存 血清分離後,速やかに測定できないときは凍結


検体量 血清0.5mL


定常状態到達時間 1~2日(経口),持続点滴では12~24時間


市販名 アミサリン(錠・注)


中毒症状 不整脈(伝導障害,QT,QRS延長など)

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