診療支援
検査

肝硬変(LC)
内田 義人
(埼玉医科大学・消化器内科・肝臓内科)
持田 智
(埼玉医科大学教授・消化器内科・肝臓内科/診療部長)

病態

 慢性肝障害の結果,肝小葉構造が改築され偽小葉を形成した状態をいう


[参考]

 肝硬変診療ガイドライン2020


異常値

・AST,ALT 上昇(AST>ALT).ほぼ正常のこともある

・アルブミン,コリンエステラーゼ,コレステロール 低下

・γ-グロブリン 上昇

・ビリルビン 非代償期に上昇

・ICG試験 15分停滞率上昇(25%以上)

・プロトロンビン時間,ヘパプラスチンテスト 延長

・血算 汎血球減少,特に血小板の減少(10万/μL以下)

・HCV抗体,HBs抗原 各々

関連リンク

この記事は医学書院IDユーザー(会員)限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

ログイン
icon up
あなたは医療従事者ですか?