診療支援
検査

日和見感染症
海老原 明典
(東海大学医学部付属東京病院教授・呼吸器内科)

病態

 一般的には病原性をもたない弱毒微生物による感染症であり,宿主の抵抗力の減弱,易感染性により発症する


異常値

・血算・血液像 好中球数,特に顆粒球数あるいはリンパ球数の異常の有無.細胞性免疫の評価としてT細胞のCD4/CD8パネルの測定

・血清免疫グロブリン値 血清IgG,IgM,IgA,IgD,IgE値から液性免疫を評価

・血清補体価 CH50の測定により補体系の異常の有無.異常があればさらに個々の補体成分を検索

・ツベルクリン反応 かつてBCG接種が広く普及していたわが

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