病態
小児に好発する原因不明の熱性疾患で,冠動脈瘤の形成による突然死がみられる.1967年川崎富作医師により報告され,この名称がついた.ブドウ球菌などの複数の細菌感染により引き起こされる可能性が示唆されているが,病態をすべて解明するには至っていない.ある種の遺伝子異常を有する小児は,そうでない小児に対し2倍の罹患率になるとの報告もある
[参考]
川崎病急性期治療のガイドライン(2020年改訂版)
異常値
・血算・血液像など 急性期は左
関連リンク
- 今日の治療指針2023年版/アセブトロール塩酸塩
- ジェネラリストのための内科診断リファレンス/8 急性心筋炎
- 新臨床内科学 第10版/1 単純性肺好酸球増多症(レフレル症候群)
- 新臨床内科学 第10版/4 不整脈原性右室心筋症
- 新臨床内科学 第10版/11 冠動脈起始異常
- 新臨床内科学 第10版/(1)高安動脈炎
- 新臨床内科学 第10版/7 多発血管炎性肉芽腫症
- 新臨床内科学 第10版/(2)IgA血管炎(ヘノッホ-シェーンライン紫斑病)
- 今日の診断指針 第8版/高安動脈炎(大動脈炎症候群)
- 新臨床内科学 第10版/(1)結節性多発動脈炎
- 今日の小児治療指針 第17版/孤立性左室心筋緻密化障害