●代謝拮抗剤

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メトトレキサート薬

methotrexate(MTX)

主メソトレキセート(Methotrexate)(ファイザー)(錠・注射用・点滴静注液)

影響トリメトプリム(スルファメトキサゾール・トリメトプリム配合薬)を併用の場合，ジヒドロ葉酸還元酵素(DHFR)を用いたMTX濃度の測定でみかけ上高値を呈することがあるので注意

●ホルモン製剤

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フルベストラント薬

fulvestrant

主フェソロデックス(Faslodex)(アストラゼネカ)(筋注)

影響構造的にエストラジオールと類似しており，抗体を用いたエストラジオールの測定に干渉の恐れ→みかけ上，エストラジオール測定値が高値を示すことがある→注意

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メドロキシプロゲステロン酢酸エステル薬

medroxyprogesterone acetate(MPA)

主ヒスロンH(Hysron H)(協和キリン)(錠)

他メドロキシプロゲステロン酢酸エステル(富士製)

影響血清又は尿中ステロイドホルモン(コルチゾール，エストロゲン，プロゲステロン等)，血清又は尿中ゴナドトロピン(黄体形成ホルモン等)，性ホルモン結合グロブリンが低値を示す可能性

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イサツキシマブ薬

isatuximab

主サークリサ(Sarclisa)(サノフィ)(点滴静注)

影響①赤血球上のCD38と結合し抗体スクリーニングや交差試験等の適合性試験に干渉する．間接クームス試験への干渉を回避する為にジチオスレイトール(DTT)処理を考慮．Kell血液型抗原はDTT処理で変性するので不規則抗体スクリーニングにおいてKell血液型抗原に対する抗体の評価が不能となることに注