適応
慢性腎不全における腹膜透析 注意
1)本剤及びブドウ糖含有腹膜透析液それぞれの貯留時間と除水量の関係を十分理解し,透析液を選択及び処方.但し,使用は1日1回のみ
2)CAPD用腹膜透析液における用法・用量の範囲で適正に処方し,溢水と透析不足の原因となる食事内容やカテーテルトラブル等を排除した上でこれらの症状が改善されない患者に本剤を適用する時は,必ず腹膜平衡試験(PET)等必要な検査を行いCAPD治療中止対象患者でないことを確認.本剤適用後も定期的にPETを実施し,必要に応じCAPDの一時中止等の処置〔この際,被嚢性腹膜硬化症(EPS)予防のためのCAPD中止基準指針が参考になる〕
用法
1日1回のみ使用.通常,1日3~5回交換のうち1回の交換において本剤1.5~2Lを腹腔内に注入し,8~12時間滞液し,効果期待後に排液除去 ►本剤以外の交換にはブドウ糖含有腹膜透析液を使用 ►注入量及び滞液時
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